くじら博物館訪問記
(ミニコミ誌「地図と遊ぶ新館」に載った紹介記事)

ようこ



○月X日 I氏に誘われてT氏と3人でI氏の知人が館長(注:正式名称は室長)を務めているという、くじら博物館(注:正式名称はくじらグッズコレクション展示室)におじゃましました。おじゃまする前に「くじら博物館とは一体、どのようなものが展示してあるんだろう。くじらの骨?、それとも等身大のくじら?etc...。私のくじらの知識といえば、横浜ベイスターズの前身が大洋ホエールズだ、というぐらいだし。また「どのような方が私たちを出迎えてくれるんだろう。気難しい方なのかな?」といろいろ考えて、緊張していました。しかし、博物館に一歩足を踏み入れてみると、そんな私の心配は無くなりました。館長さんは、私たちをかわいらしい笑顔で出迎え、歓迎してくれたのです。展示してあるものは、全国各地・海外のくじらグッツ、珍しいキャラクターものから専門的なくじらの本まで幅広く、数は推定2500以上は展示してある様子です。



<数あるうちのほんの一部です。>


ここの館長さんはどういう方なのか取材してみました。
(以下館長さんを(館)、私を(よ)とさせていただきます。)

(よ):いつからくじら好きになったのですか?
(館):20年ぐらい前から(実際にはここにハートマークが2つ印刷されている)
(よ):好きになったきっかけは?
(館):雑誌「小学3年生」の和歌山にあるくじら博物館特集を読んで、大人になったら
「行きたい!」と思ったこと。※夢は実現したそうです。
(よ):くじらの魅力は?
(館):・・・。語っていないが、全てに魅力を感じている様子でした。

また、この方はくじらの研究所に勤め、くじらの調査船にも乗った経験も持っています。そして、くじらグッツを手に入れるために海外にまで足を運ぶ生粋のくじら好きです。うれしそうに話してくれました。

さて、話しは元に戻してっと。ほとんどがくじらの絵が描いてあるものが展示してある中で、くじらの絵が描いていないものがあり、それが私の目に止まりました。それは、“太鼓”です。館長さんの話しによると、この太鼓は、くじらの心臓の皮で張ってあるもので、鯨の研究者から譲り受けたものとの事。この太鼓にはさらに隠れた話があり、テレビに出演して鑑定してもらい、それにはお値段がついています。詳しいお値段は知りませんが...。


<くじらの太鼓>


くじら博物館を訪問してみて、くじらグッツの数に私たち3人はただただ驚き、こんなにたくさん集めることができたことに感心しました。哺乳類のなかでいちばん大きいくじらのグッツが世の中にたくさんあることと館長さんの魅力を感じていただけたかと思います。このくじら博物館について詳しく知りたい方は、編集部までご連絡下さい。・・・「地図と遊ぶ新館」No.50より

・「地図と遊ぶ」・・・年四回発行するミニコミ誌。先日10周年を迎えた。主に、旅行記、鉄道ネタ、地理ネタなど、全てが投稿により成り立っている。

・「地図と遊ぶ編集部」・・・室長の勤務先にアルバイトとして働いていた鉄道好きがここの編集部員(以前は編集長!)の為、今回の取材となった。



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